おこもり滞在にぴったりな冬の箱根。より贅沢に、よりプライベートを大切にする憧れのホテルにゆったり滞在し、身も心も芯からほぐれる、とっておきのひとときを。
宿随一の美景望む特別室と、
自邸のようなラウンジにくつろぐ
―箱根・強羅 佳ら久

めでたいこと、佳きことが久しく続くように、との思いが込められた温泉旅館、「箱根・強羅 佳ら久」。
館内施設の充実ぶりもさることながら、ゲストにさりげなく寄り添う、細やかなもてなしにも定評がある。
70ある全客室のバルコニーに温泉露天風呂を備え、本館最上階には趣の異なる2つの展望露天風呂、別館には檜や岩風呂などの3つの貸し切り風呂もあり、冬のおこもりに最適だ。

客室のおすすめは、宿随一の眺めを誇る「佳ら久ルーム」。
東棟最上階に5室のみ配した特別室で、宮ノ下の街並みや箱根連山、相模湾までを一望。空間全体のしつらえや調度品にもこだわり、まさに特別な滞在を満喫できる。

湯上りや食後などにぜひ立ち寄りたいのは、思い思いにくつろげるゲストラウンジ。
夕・朝のフリーフロータイムには、多彩なドリンクとフードを自由に楽しめ、強羅の大自然を間近に見るテラスには清々しいカウンター席も。
19時半からのバータイム(有料)には美酒を傾けながら、ゆったり流れる時間に身をゆだね、非日常の余韻に浸るのもいい。

“麗らかな活力が生まれる場所”という宿のコンセプト通り、気がつけば心が晴れやかになっている、そんな充実の時間がここにある。
DATA
箱根・強羅 佳ら久
壮麗な文化財でディナーを楽しみ、
宮ノ下の天然温泉に憩う
―富士屋ホテル

建築物の大半が登録有形文化財や近代化産業遺産、再現不可能といわれる意匠空間での宿泊は、「富士屋ホテル」だけのステイタスだ。
そんなホテルを象徴する富士屋建築のハイライトが、食堂棟の「メインダイニングルーム・ザ・フジヤ」。
日暮れが早い冬は、吊り灯籠にやわらかな灯りが灯る花御殿など、風雅な建物を望みつつ、伝統と革新が融合したフレンチディナーを楽しむことができる。

浴室に源泉100%の温泉が引かれる全120の客室の中で、湯船から箱根の雄大な山並みを望める唯一の客室が、フォレスト・ウイングの「プレミアスイート」だ。
ホテル全体を一望する高台に位置し、上質かつモダンなしつらえ。82㎡もの広々した空間でくつろげる。
同ウイング最上階の6階には、待望のスパ(大浴場)も新設され、早朝の静寂の中、大きな湯船で手足を伸ばすのも格別だ。


冬のやわらかな日差しが差し込むラウンジで、香り豊かな紅茶と楽しむアフタヌーンティもおすすめ。館内には、温泉プールやホテル・ミュージアム、約600冊の蔵書がある宿泊者専用ラウンジもあり、ホテルステイをより豊かにしてくれる。